マタタビ
2005-07-11T10:56:07+09:00
dog_monkey
□ことわざREMIX□ 【身から出た旅】自分の悪行が元で、結果として旅に出ざるをえなくなること。(おまけんMIX)
Excite Blog
ラスト・モノリス
http://dogmonkey.exblog.jp/1993013/
2005-04-01T22:05:00+09:00
2005-04-01T22:55:24+09:00
2005-02-12T00:57:02+09:00
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股旅バリ編
モノリス with 『笑い男』:わが親愛なる同居人たちからのお手製プリントの餞別Tシャツ。ジャパニメーションおたくのフランス人あたりから声かけられないかと密かに期待するも不発。
5ヶ月の長旅の間、インドの洗濯人に石に打ち付けられ、僕には各地の安宿の洗面所で押し洗いされて、今では大きさは1.5倍、色はなぜかうっすらと若草色、匂いは・・・とれない。
もはや日本ではこっそり家の中でしか着ることのできないものとなってしまいましたが無事持って帰れそうです。
あと3時間ほどでバリをたちます。
消え入りそうなマタタビを度々コメントで盛り上げてくださった方々。
アクセス数に一喜一憂する私を見放さずにいてくれたすべての読者のみなさま。
長い間ありがとうございました。
また日本で顔をあわせて同じはなしにおつきあいください。
それでは、さいなら~っ!]]>
バリ・ヒンドゥの孤独
http://dogmonkey.exblog.jp/2393613/
2005-04-01T21:00:00+09:00
2005-04-01T22:30:07+09:00
2005-03-30T20:57:19+09:00
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股旅バリ編
信仰心篤いインド人がバリの寺院を訪れて、これがヒンドゥのお寺だと説明されれば、信じないか怒り出すかのいずれかだろう。
共通するのは犬が供物をあさる姿くらいだ。 祈りの島バリでは神がその姿をみせることはない。
インドでは寺院の境内のみならず町中に溢れているあのキャラの立ったヒンドゥの神々は、ここバリでは通りはおろか寺のもっとも重要な場所でさえ見ることはできない。
神座は空っぽなのだ! これはどう見てもイスラム的だと思うのだが、バリ人にそのことを口にするのはデリカシーに欠けるということになるだろう。 クニンガン(送り盆)のこの日(3月19日)、宗教的孤島の悲哀、綱渡りのようなバリ人の信仰の道を、そしてそれゆえの祈りへの執着を見た気がした。]]>
背中は男の・・・
http://dogmonkey.exblog.jp/2393811/
2005-03-31T19:23:00+09:00
2005-03-31T17:50:39+09:00
2005-03-30T21:22:19+09:00
dog_monkey
股旅バリ編
ギリトラワンガンからロンボク島への船中。海を眼前に黄昏れているようで実は必死で目を凝らしイルカを探す。 最近、裸が多くてすいません。
バリはチャンディナサの素晴らしいゲストハウスIDASの海に突き出たテラス。
BintangBeer(けっこういける)を横に読書中。
バリの東海岸アメッドにて早朝の散歩。
朝陽がアグン山を照らす。
この地方独特の黒い砂浜。]]>
‘バリ’を探して3
http://dogmonkey.exblog.jp/2331030/
2005-03-30T18:00:00+09:00
2005-04-13T20:43:39+09:00
2005-03-22T22:57:52+09:00
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股旅バリ編
4月2日朝に帰国(関空)します。
“文化観光都市”の名のもとに生計を立てるウブドゥ。確かに当地で鑑賞できる舞踊はインドの観光地で見られるような幕が開いた途端に金をドブに捨ててしまったと頭を抱えてしまうようなものではない。
1時間余りの公演が夜毎町の数箇所で行われる。全公演を通して1種類の舞踊を見せられる場合もあれば、数種類の短い公演を組み合わせた場合もある。ほとんどのダンサー及び演奏者は誠実に(無駄口など叩かず)役割を果たしているようにみえるし、中の幾人か(特にソロパートを受け持つ)は素人目にも明らかにあるレベルに達した踊り手だ。
50、000Rp($1=9、400Rp:地震の為だろうか200〜300Rp安)の鑑賞料は決して高くはない(たまに例外はあるとしても)。
ケチャ。
この炎を囲んでのトランスダンスは明らかに観るものではなく演るものだ。本当のケチャに参加して飛んでみたい! レゴンダンス
少女というものはどんな場所でもどんな時代でも特別な存在らしい。腰の座った上手い踊り手の少女の臀部の動きには身を乗り出して瞬きも出来ず凝視してしまうのだが、その位置はほとんど変わらない。
ヒンドゥの叙事詩『ラーマヤーナ』を下敷きにした新作舞踊。東京文化会館で観るように見入ってしまったダンサー。宗教を下敷きにしながらも新しいダンスや演奏グループが生まれているのがバリ舞踊の特徴(披露する機会は増えるばかりなのだ)。それは“神”に捧げるというよりは踊り手自身(本当の事を言えば観光客に)に属しているように見える。1930年代にヨーロッパから渡ってきて‘バリ’を発見した芸術家が“モダン”の概念を導入したからだと思う。だから“エスニック趣味”でない鑑賞に耐えられる。
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ギリの3つの‘ない’
http://dogmonkey.exblog.jp/2330496/
2005-03-22T22:18:04+09:00
2005-07-11T10:56:07+09:00
2005-03-22T22:18:07+09:00
dog_monkey
股旅バリ編
1.車がない。
エンジン付きの陸上移動手段は禁止されている。チドモと呼ばれるロバがひく2輪車のみ。 1.真水がない。
蛇口から出る水には塩分が含まれている。肌に塩が残ってかぶれた。 1.警察がない。
それは目にでも、頭にでも、手足にでもなく、まず腹にきた。便器に座って、おなかをさすってハァ〜と息をはき、床に貼られた白い磁器質タイルを見つめていた。す〜っと透明感が増し、黒い染みが浮き上がり、めいめいが勝手に動き出した。視線を正面に移すと扉に打ち付けた薄いアルミ板のエンボスもどきの模様がぐにゃぐにゃと踊り出す。かと思えば一瞬動きが止まり、また始まる。何回か繰り返したあと、僕に向かって右側の頬(レバーハンドルの反対側あたり)をくっと吊り上げ、にやっとした。僕はトイレの中で大笑いした。]]>
‘バリ’を探して2
http://dogmonkey.exblog.jp/2312872/
2005-03-20T19:54:43+09:00
2005-03-21T21:28:58+09:00
2005-03-20T19:54:47+09:00
dog_monkey
股旅バリ編
それはバリ・ヒンドゥーの夥しい数の祭礼とそれに付随する芸能だろう。
バリ・ヒンドゥーの暦と宗教行事についての詳細はこちらを見ていただくとして、とにかく偶然にも僕たちはガルンガン(迎え盆)、クニンガン(送り盆)、ニュピ(元旦)というもっとも重要な祭礼日が3月に集中している年のまさにその時期に居合わせた。
ガルンガンの2日前、バリ各地の海岸にてバンジョール(集落)単位で行われた儀式 ガルンガン当日。ペンジョールpenjorと呼ばれる凝った細工を施された竹竿が家々の玄関先を飾る。神々への捧げ物。 ニュピ前日TawarKesangeという儀式。ワヤンクリット(影絵人形芝居)のダランdalang(人形使い兼語り手)が半ばトランス状態でヒンドゥーの叙事詩を語る。
ニュピ当日は何人たりとも外出を許されない。ホテルに缶詰。]]>
ギリ雑景
http://dogmonkey.exblog.jp/2296900/
2005-03-18T16:40:01+09:00
2005-03-21T21:30:34+09:00
2005-03-18T16:40:26+09:00
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股旅バリ編
ギリ・トラワンガンの丘よりロンボク島リンジャニ山(3726M)を望む。間の2つの島は手前からギリ・メノ、ギリ・アイル。
ウミガメを目撃し得意満面
浜辺に面する宿のあずまや。朝食をとったり、夕方ビールを飲んだり。
ギリ・トラワンガンの浜辺より見る夕焼。右に見えるのはバリ島最高峰でありバリ・ヒンドゥー
の第一霊峰でもあるアグン山(3142M)。
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亀男
http://dogmonkey.exblog.jp/2282441/
2005-03-16T21:49:40+09:00
2005-03-16T21:49:44+09:00
2005-03-16T21:49:44+09:00
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股旅バリ編
何回トライしても遭遇できない人が多い中、今日2回のシュノーケリングで6匹のウミガメに出会いました(うち3匹は同じ亀か?)。
亀が息継ぎに海面に浮かび上がるのを待ち構え、50cmまで接近。
おまるめは僕を踏み台にして見事に甲羅にタッチ。
発見した亀男の指先あと一歩届かず。
無念。
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ムスリムの国で初めて泳ぐ
http://dogmonkey.exblog.jp/2271161/
2005-03-15T15:06:59+09:00
2005-03-15T15:06:06+09:00
2005-03-15T15:06:06+09:00
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股旅バリ編
もっともロンボク島に近いギリ・アイルに3泊後、もっとも沖にあるギリ・トラワンガンに移動。
ヒンドゥーのバリからイスラムのロンボクへ。
船着き場に掲げられたトップレス禁止の看板。
エメラルドグリーンの海と裸同然(地元民にしてみれば)の旅行者を前にして背後から聞こえるアザーンのミスマッチ。
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“バリ”を探して
http://dogmonkey.exblog.jp/2216107/
2005-03-08T23:36:45+09:00
2005-03-18T18:49:15+09:00
2005-03-08T23:36:42+09:00
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股旅バリ編
クタにないことは了解済みだった。
ウブドゥには?
終わり無きスプロール現象によって土産物屋とゲストハウスが道路沿いを埋め尽くし、水田一枚見つけるのも容易でない今のウブドゥでは、それは突っ立っているで現れてくるものでもないらしい。
Ketut's Place
ロンプラ(ガイドブック)の巻頭にあるコラム「贅沢なバリ」で超弩級リゾート“アマンダリ”と並び紹介されている一泊たった150、000Rp(1$=9100Rp)のロスメン(バリ民家を改造した家族経営の宿)。
写真は一家の昼食にお呼ばれしたところ。油紙を三角帽子風に丸め、nasi(ご飯)の上にさまざまな惣菜を盛り付ける。手でいただく。
ウブドゥは宿探し事体が楽しみ(職業柄)になるような場所なので、この6日間で20件以上、一泊¥1、000の安宿から¥21、000~するホテルまで見て廻ったのだが、この宿が醸し出す、完璧な(Welcomeとある靴拭き以外は)“バリ”から我々は抜け出せなくなってしまった。
バリといえば棚田(私見ですが)。
宿から歩いて15分。おお~っ、これぞ“バリ”。
中心部の喧騒からは想像できない静寂がそこには拡がっていた。
おまるめの言う通り、ハンピ(インド)の水田とは一味違う東南アジアらしい密な稲間隔、より濃い緑。
これからギリ・アイル(島)へ。
しばらくビーチライフ。
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まずはクタ
http://dogmonkey.exblog.jp/2182015/
2005-03-04T23:28:15+09:00
2005-03-05T12:27:33+09:00
2005-03-04T23:27:54+09:00
dog_monkey
股旅バリ編
さてバリです。昨夜(3日)21:00にデンパサールの空港に到着。
人の往来も店の灯りもまだまだ途切れそうにないクタで結構粘って宿探し。
バリではちょっと贅沢しようなどと考えていた二人ではありましたが、この3,4ヶ月で染み付いた貧乏性がそう簡単に方針転換を許すはずもなく、$15の部屋を前にして足踏み状態、ああだこうだいいながら80,000Rp($1=9,100Rp)の宿に落ち着いたのでした。
遅い夕食をとりに通りに出て気づくのはその物価の安さ。インドよりも若干安い感じさえする。でレベルははるかに高い。宿の環境は『~から遠く離れて』で紹介されている通り。各種フルーツジュースは3000Rp。海老入りナシゴレン(インドネシア焼き飯)7000Rp。ガイドブックを開いてみれば2003年調査当時のレートより$1あたり1500Rp安くなっている。旅行者には割安感が増してありがたいのだが、いやこの国も大変です。
明日、ウブドゥへ移動。
奮発するぞ~っ!]]>
美女と野獣
http://dogmonkey.exblog.jp/2154677/
2005-03-01T22:29:25+09:00
2005-03-02T22:44:34+09:00
2005-03-01T22:29:27+09:00
dog_monkey
股旅タイ編
あのアウンサンスーチー女史の出自にも繋がる歴史的にも興味深い場所ではありますが、
『戦場に架ける橋』と、それにまつわる連合軍共同墓地、博物館は前回見学済み(初めて体験する居心地の悪さと共に)。
自然の無垢に埋没するのみのおまけんなのでありました(三秒反省)。
ペットボトル持ち込みに登録が必要なエラワン国立公園内7段構えのエラワン滝。
乾季の為、水量は少ないものの相変わらずお美しい。
鯉に似た魚の群れが身体をつついてくる。
Tシャツに短パンというスタイルを頑なに守るタイの女の子。
わたしの人相の悪さが気になりますが…(街に戻ってすぐ散髪屋に直行)。]]>
おまるめ到着を待ちながら~バンコク、FourSonsVillageGHのネット屋にて~
http://dogmonkey.exblog.jp/2101988/
2005-02-25T19:33:00+09:00
2005-03-02T00:38:48+09:00
2005-02-23T22:33:09+09:00
dog_monkey
股旅タイ編
お、来た来た。
突然で申し訳ないですが、久しぶりに モノリス in arambol: Eclipse-皆既日食-]]>
ついに、ついに捕まえた。誰を。放浪乙女を!野菊さんを!!
http://dogmonkey.exblog.jp/2113668/
2005-02-24T23:55:00+09:00
2005-02-27T11:03:51+09:00
2005-02-25T01:55:10+09:00
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股旅インド編
走ったためではありません。
あの野菊嬢とのディナー&食後のお茶から帰ってきたところだからです。
ふたりっきりではありませんでしたが。
今朝、放浪乙女を開いてみると、なんとコルカタにいらっしゃるではありませんか。
急いで宿をパラゴンに移動し、宿帳を調べるが10番ドミトリーに彼女の姿はない。
テレサハウスのボランティアにいっているに違いない、と夕方出直した(と言っても向かいの部屋)。
大部屋の左手前隅、ベッドに腰掛けた小柄なおかっぱの女性に声をかけた。
「野菊さんですか?」
たぶん、声は少し震えていたと思う。
彼女は口に手をあてて驚いたようにうなずいた。
細い。いや3年間の旅痩せかもしれないが、あの旅程をこなしてきた女性には見えない。
イエメンのオールドサナアGHでおそらく僕と入れ違いですね、と話すと、もしかして、と彼女がリュックから取り出したのは602号室にぼくが残していったジィータニ氏よりの餞別『満里奈の旅ぶくれ』。
出来すぎている。
日本に端を発する、曲がりくねった長い長い線と、一筆書きの短い線がコルカタで交差した。
インド最後の夜に。
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インドカレーの是非3
http://dogmonkey.exblog.jp/2101832/
2005-02-23T22:20:22+09:00
2005-05-17T01:06:02+09:00
2005-02-23T22:20:24+09:00
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股旅インド編
□おまるめがデリー入りした日、メインバザール通りでチキンティッカ(ヨーグルトとスパイスで味付けし焼いたもの)の出来上がりを待つ□
今回のインド旅行の食費は4年前のそれの3倍はゆうに超えている(それでも1日1000円以上になることなど滅多にないのだが)。1日3回の食事を前回大変お世話になった屋台で済ますことはまずないし、インドのレストランによくあるエアコン付エリアとエアコンなしのエリアに分かれていればエアコン付(メニューからして違う)で食べている。二人だからということもあるが、実は前回のインド旅行の記憶に食事がすっぽり抜けていることへの反省からなのだ。映像として覚えているのはハイダラバードだったと思うがレストランで食後のアイスクリームのカップの底でコウロギのような虫が眠っていたことだけ。よっぽど旨いとも不味いとも思わないで口に運んでいたのだろう。 □thali(ターリー) ジャイサルメールのVyas meals serviceにて□
今回はとにかくターリーをよく食べた。1日2回食べたことも何回かある。そしておそらくその街で1番高いターリーを食べていたと思う(と言っても100Rs(1Rs=2.5円)をこえることは稀なのだ)。これは日本のインド料理店で出しているところは少ないと思うが、ようするに定食である。ターリーしか出さない店もあるし、昼だけしか出していない店も多い。北部では肉の入ったターリーもあるが南部ではほぼベジタリアンメニュー。
インドに入って間もないころ1品もののカレーに半分も食べないうちに飽きていた。味が強い上に量が多いからだ。
その点このターリー、小皿に少量ずつが日本人の琴線に触れる。
そして、おもしろいことに南に下るほど皿の数が増える。
アーマダーバードのあるグジャラート州が有名なのだが、あるターリー専門店では数種の野菜カレー、ダール(豆のカレー)、CURD(ヨーグルト)が8皿ほどに盛られ、その他チャツネ(ピクルス)や甘味物やらがついて見た目に豪勢、その上その給仕に古い写真でマハラジャの隣に控えていそうな格好の少年が数えたところ10人もついたのだ。
まずトレーが目の前に置かれ、その上にピクルス等をスプーンで仰々しくおくもの、3種の野菜カレーを小皿に盛るもの、ヨーグルトの小皿を持ってくるもの、チャパティ(パン)を運ぶもの、スープを入れるもの、そして真ん中にライスを盛るもの、などなど。
ターリーは通常いわゆるお代わり自由で、頼まなくても注ぎにくるのだが、この時は大変だった。2分と待ってくれない。
No thank you とか later をその度に言わなくてはならなかった。こういう時どう言えばいいのだろう。
あの客引きを追い払うときに使う
leave me alone!
だろうか。
□アーマダーバードのGopi Dining Hallにて□
よくインド料理は南の方が旨い、と言われる。ターリーもまたしかり。グジャラートのターリーも給仕人の数でしかそれを上回ることは出来ない。小皿の数は10をこえる。その中の1皿rasamというスープ、これが旨い。ガイドブックにはタマリンド風味とあるが、タイの酸味のあるスープにマサラ風味を少し加えた、といったところだろうか。10皿もあるとお代わりなど出来ないのだが、これはよくお代わりした。不思議なことにゴア以南になると他の野菜カレーも味が濃厚で例の相対主義で物足りなさを解消する必要もなくなった(油のせいかも知れない。北はピーナッツオイル、南はセサミオイルやココナッツオイルが主流らしい)。特にカルナータカ州のマイソールの2軒で食べたターリーが最高だった。ロンリープラネットで最もあてにならないと思われる食事の評価だが「ついつい食べ過ぎてしまいそうだ」とか「舌も大喜びだ」という他にない熱い表現が使われているのもうなずける。 □ハンピのMangoTreeにて□
□マサラドーサ:レンズ豆の粉から作るクレープを巻いた中にタマネギと南洋山椒を合わせたジャガイモが一握りおかれている。南インドの料理だが、ジョードプルの宿で食べたものが忘れられない。一服盛っていたからかも知れないが。□
インドを一通りまわって、どこの料理が一番かと聞かれれば、ゴアと答える。
それは旅行者向けのメニューが充実しているからではない。
キリスト教徒は食に関して宗教的制約が少ないからだろう、パナジで食べた彼らの料理とされるもの、Vindaloo(酢とガーリックに漬け込んで煮たポークカレー)、Chiken Cafreal(スパイスの効いたグリーンのペーストをまぶした揚げたチキン)、Fish Caldeen(ココナッツミルクにジンジャーとクミンを加えて煮たフィッシュカレー)は段違いに口になじみのある味がした(日本で出てもおかしくないという意味で。ヨーロッパの影響大という訳だ)。旨いポルトワインが一杯50Rsで飲めるのもありがたい。
(食で悪名高い)イギリスではなくポルトガルの植民地だったことが幸いしたな、と言えば怒られるだろうか。
イエメンでガイドのフェイサルが過去にイタリア人の団体客がすべての食事をイタリアから持ち込んだものでまかなってイエメン料理に手をつけなかったことに憤慨したことを話していたが、フェイサルには悪いがぼくはそのイタリア人に感心した。何でも食べてやろう的な興味本位(私です)でなく、本当においしいものしか口にしたくないという意志があれば、あの国ではそうすべきだ。
我々飽食の人にとってメシがうまい、などと言える国はほんのわずかしかないわけで、(この国も諸手挙げてそうとは言えないだけに)誰にでも薦めるわけではないが、インドはとにかく広い上に各地域が外界からの影響を受けながら独自に歩んできたその歴史がダイレクトにその地の料理に反映されていて、食べ歩きを楽しむには事欠かないことは確かだ。
んっ、ちょっと優等生風にまとめ過ぎたか。おっと、こんないいサイトがあるではありませんか。ホントのところはこちらで。]]>
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